「チャイナ・プラス・ワン」の筆頭として、近年ますます注目を集めるベトナム市場。

製造拠点としてだけでなく、巨大な消費市場としても魅力を増しており、ハノイやホーチミンで開催される展示会への出展を検討される日本企業が急増しています。

しかし、初めてベトナムでの展示会に出展される担当者様からは、以下のような不安の声をよく耳にします。

  • 「他の国での出展経験はあるが、ベトナム独自の商習慣がわからない」
  • 「現地業者に任せて、クオリティや納期は大丈夫なのか?」
  • 「派手好きと聞くが、具体的にどんなブースが好まれるのか?」

本記事では、数多くの海外展示会をサポートしてきたEX-ADMEDIA AsiAが、ベトナム展示会で成功するために知っておくべき「デザイン」「施工品質」「費用」「スケジュール」について、現地のリアルな事情を交えて徹底解説します。


1. ベトナムで「ウケる」展示会ブースとは?

日本国内の展示会とベトナムの展示会では、来場者の傾向や好まれるブースデザインが大きく異なります。「日本流」をそのまま持ち込むと、現地では地味すぎて埋もれてしまう可能性があります。

目立つ事こそ正義!「SNS映え」を意識する

ベトナムは非常にSNS(特にFacebookとTikTok)の利用率が高い国です。ビジネスの展示会であっても、来場者は積極的に写真を撮り、その場でSNSにアップします。

そのため、以下の要素を取り入れると集客効果が高まります。

  • フォトスポットの設置 : 企業ロゴや商品を背景に「自撮り」ができるスペースを作る。
  • 照明は明るく: 日本の展示会よりも照度を上げ、遠くからでも目立つようにする。
  • コンパニオンやMC : 賑やかな演出を好むため、マイクパフォーマンスや衣装の華やかなコンパニオンは非常に効果的です。

体験型・サンプリングが鍵

国民性として「新しいもの好き」であり、実利を求める傾向があります。

  • 実演・デモ : 単にパネルを展示するだけでなく、実際に動いている様子を見せる。
  • ノベルティ(粗品): 日本以上に「モノをもらえる」ことへの引きが強いです。袋詰めにしたカタログとちょっとした日本のお菓子などを配るだけでも、人だかりができます。

2. 「施工が雑?納期は?」現地の施工事情と対策

ベトナム展示会で最も多くの担当者様が懸念されるのが、施工クオリティと納期の管理です。

ベトナムの施工レベルの現実

結論から申し上げますと、完全なローカル企業に丸投げした場合、日本人が期待するクオリティ(仕上げの美しさ、壁紙の継ぎ目、塗装のムラなど)を満たさないケースは多々あります。

また、「ベトナム時間」という言葉があるように、時間に対する感覚が日本とは異なります。「設営日の夕方になってもブースが完成していない」というトラブルも、管理が甘いと現実に起こり得ます。

失敗しないための対策

このリスクを回避するためには、以下の体制が不可欠です。

  1. 日系または日本品質を知るパートナーを選ぶ : 現地のローカル業者と直接やり取りをするのではなく、日本人の品質基準を理解し、現地語で厳しく監督できるパートナー(EX-ADMEDIA AsiA のようなエージェンシー)を介することが最も安全です。
  2. 現場監督の常駐 : 設営期間中は、必ず指示出しができる人間が現場に張り付く必要があります。図面通りに進んでいるか、部材は足りているか、常にチェックする体制が必要です。

EX-ADMEDIA AsiA では、現地の信頼できる協力会社と提携し、日本品質の管理体制で施工を行うため、安心して当日を迎えていただけます。


3. ベトナム展示会出展の「費用感」

ベトナムは物価が安いイメージがありますが、展示会出展費用に関しては「日本より劇的に安いわけではない」と認識しておくのが無難です。

費用の目安(概算)

  • 出展料(スペース代): 展示会の規模によりますが、日本や他のASEAN諸国(タイなど)と大きく変わりません。
  • ブース装飾・施工費 : 人件費は日本より安価ですが、木工資材やシステム部材、塗料などの材料費は高騰傾向にあります。ざっくりとした感覚値として、日本の施工費の70%〜80%程度を見ておくと良いでしょう。「半額くらいでできるだろう」と思っていると予算オーバーになります。
  • 輸送費・通関費 : 後述しますが、ベトナムは通関事情が複雑なため、ここにコストがかかる場合があります。

コストを抑えるポイント

日本からすべて持ち込むのではなく、「現地調達できるものは現地で」が鉄則です。

モニターや家具などのレンタル備品は現地手配し、どうしても必要な「日本の技術を見せる精密機器」や「特殊な装飾物」のみを輸送するようにしましょう。


4. 出展までの流れとスケジュールの注意点

ベトナム展示会で最も気をつけなければならないのが「通関(税関)」です。ここを甘く見ると、展示会当日に荷物が届かないという最悪の事態になりかねません。

標準的なスケジュール(6ヶ月前〜)

  1. 出展申込み(6ヶ月〜1年前): 人気の展示会はすぐに枠が埋まります。早めの決断が必要です。
  2. ブースデザイン・企画(3〜4ヶ月前): 現地でウケるデザインを詰め、施工業者を選定します。
  3. 輸送準備(2〜3ヶ月前): 【最重要】ベトナムの税関はチェックが厳しく、書類の不備で荷物が港で止まることが頻繁にあります。特に「中古機械」や「食品」、「化粧品」などは規制が厳しいため、専門のフォワーダー(輸送業者)と連携し、余裕を持ったスケジュールで発送する必要があります。
  4. 渡航準備(1〜2ヶ月前): 航空券、ホテルの手配。
  5. 現地入り・設営確認(前日〜2日前): 実際に現地で仕上がりを確認します。

「ハンドキャリー」は要注意

「少量だからスーツケースに入れて持ち込もう(ハンドキャリー)」と考える方もいますが、ベトナムの空港税関で止められ、高額な関税を請求されたり、没収されたりするケースがあります。商用貨物は正規の手続きを踏むのが安全です。


5. ベトナム展示会成功のためにEX-ADMEDIA AsiA ができること

初めてのベトナム出展、あるいは過去に失敗経験がある企業様にとって、現地の商習慣や施工管理、複雑な通関手続きは大きなハードルです。

EX-ADMEDIA AsiAは、単なる「ブース施工業者」ではありません。お客様のベトナム市場での成功をサポートするパートナーです。

  • 現地事情に精通した提案 : 「日本らしさ」と「ベトナムのトレンド」を融合させた、集客力の高いブースデザインをご提案します。
  • 安心の施工管理 : 現地の信頼できるネットワークを駆使し、日本品質の施工を、納期厳守で実現します。
  • ワンストップサポート : 煩雑な申請手続きから、販促物の現地制作(チラシの翻訳・印刷など)、当日の運営サポートまでトータルでお任せいただけます。

「ベトナムでの展示会を成功させたいが、何から始めればいいかわからない」「現地の施工が不安だ」。

そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。貴社の製品・サービスがベトナム市場で輝くための最適なプランをご提案いたします。


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